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EMPTINESS

by Nahoko Kakiage

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1.
「教えてください」 右の目に落ちた実は 枝伸ばし風に吹かれる 息を吸い 吐き出して 今こそ再び目覚めよう 左の目に落ちた実は 花を咲かせ甘く香る 息を吸い吐き出して 今こそあなたのもとへ 笑えばいいんでしょうか 泣けばいいんでしょうか 左を向け 右をまわれ 後に戻り 叫び続け 唱えれば 会えるのでしょうか 教えてください 月明かり影もなく 導かれ引き寄せられる 息を吸い 吐き出して 見つめよう 本物か 偽物か 笑えばいいんでしょうか 泣けばいいんでしょうか 天を仰ぎ 地べたを這い 祈り続け 光となり 降り注げば会えるのでしょうか 笑えばいいのでしょうか 泣けばいいのでしょうか 病める時貧しき時醜い時 愛し敬えるそんな人に 会えるのでしょうか 教えてください
2.
Karazofir 05:34
3.
「ある小説家の午後」 闃然たる午後の街 囁き浮かべ 膝を抱く お前の言葉は散る花 馨り袖にうつらん 清も濁も 崖から落とし 照らせ 篝火 この刹那麗しく 残滓陽炎 ああ静まれ 湧き上がる虫ケラの嗤い ああ 張り裂けろ 神懸かれ 本来成仏 闃然たる午後の街 慈しみ浮かべ 膝を抱く お前の夢は蜃気楼 逆さまに溶け沈みゆく 腕も脚も崖から落とし 照らせ月明かり この刹那気高く 残滓陽炎 ああ静まれ 湧き上がる虫ケラの嗤い ああ 張り裂けろ 神懸かれ 本来成仏 ああ清まれ 舞い上がれ 本来 空
4.
EMPTINESS 04:59
「EMPTINESS
」 湖の深い青を ただそばで眺めて暮らしたい そっと両手ですくってみれば こぼれ落ちて 指を見つめる 湖の深い青に ゆびさきも瞳も染まってみたい 船を出して潜ってみたら 底はただ 闇が広がっていた Form is Emptiness Emptiness is Form 森の海のざわめきを 夢の中 泳いでみた そっと見まわせば 海は消え さえずる鳥ばかり 沈みゆく太陽の赤よ せめて頬を赤く染めてほしい もう二度と通わぬ血潮の かわりに 染めてあげてほしい Body is Emptiness Emptiness is Body
5.
「夜空に這う透き通った枝に」 夜空に這う透き通った枝に まとわりつくのは 誰のたましい いつかわたしも通り過ぎる人に語りかけるのか ねえ元気 気づいて欲しいだけ 思い出してほしい ため息さえ届かない 今もう 遅い 夜空に這う透き通った枝に 引っかかっていたのは 私のたましい 夜空に這う透き通った枝に まとわりつくのは誰のたましい 忘れないで わすれないで 忘れないで 思い出して
6.
「行きましょう」 行きましょう どこまでも 行きましょう いつまでも 行きましょう 今すぐ すべては美しい 行きましょう 行きましょう どこまでも行きましょう 裸足のまま森の奥へ 夜露を飲み川を渡る 行きましょう 行きましょう どこまでもいつまでも 行きましょう 二人で 行きましょう 今すぐ 行きましょう いつまでも 行きましょう 二人だけ 行きましょう すべては美しい 行きましょう すべては美しい 行きましょうどこまでも 
行きましょうどこまでも
7.
「かたみの唄」 まわれまわれ七色に染まれ うたえうたえかたみのうた おどれおどれ七色に溶け とどけとどけ かたみの唄 去りゆくきみにうたを捧げよう 添い遂げられるうたをきみに歌おう 旅立つきみにうたを捧げよう 肌身離さずうたよきみを守れ 誰も奪えない 見果てぬ夢 来世でみましょう 花も花なれ 人も人なれ 誰も奪えない 見果てぬ夢 一緒にみましょう まわれまわれ七色に染まれ うたえうたえかたみのうた
おどれおどれ七色に溶け とどけとどけ かたみの唄 

誰も奪えない 見果てぬ夢 来世でみましょう
8.
白鳥 04:13
「白鳥」 あなたは知ってますか この水たまりの下 折り重なる二羽の白鳥が 静かに眠っていると あなたは知ってますか この街は湖だったと 私たちの流す涙じゃ たりはしない あなたは信じますか 白鳥たちが舞い戻ってくると 私たちは折り重なって 静かに湖の下で眠る 舞い踊る影を見上げて 沈める窓にもたれ 波を揺らす愛のうたに 髪をなびかせよう あなたは望みますか 青い空が繰り返されることを 私たちは祈り続けよう 静かに湖の下で
9.
拍手 03:48
「拍手」 

いつまでか 抱きしめて 寝て安らげる いつの日か 歩みはじめて 拍手をする ああ もっともっと与えて すべて授けたい ああ ずっとずっとひとつで 生き続けたい いつまでか 手を繋ぎ 先歩ける いつの日か 先越され 拍手をする ああ もっともっと与えて すべて授けたい ああ ずっとずっと与えて からになりたい
10.
寂寥 03:28
「寂寥」 ああ また会えたね ああ また会えたよ この色 この匂い 忘れはしない ああ なつかしいよ ああ なつかしいね あれはいつか あれはなにか 話そう ああ 会いにいくよ ああ また会えるよ いつもの あの場所で 待とう ああ あおにとける ああ あおにとけゆ たゆたう 寂寥 空の果てを 見つめないで 空の果てを 見つめないで
11.
「The Voice of Energy」(Hutter Ralf) This is the voice of energy I am a giant electrical generator I supply you with light and power And I enable you to receive speech Music and image through the ether I am your servant and lord at the same time Therefore guard me well Me, the genius of energy

credits

released December 9, 2021

書上奈朋子

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Nahoko Kakiage 書上奈朋子 Tokyo, Japan

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